某住宅メーカーさんの
『一年楽しみたかったら、種をまきなさい』
っていうCMありましたよね。
この春、一年楽しむため(?)にプランター栽培に初挑戦することにした私と母
昨年あたりから
「プランターでもいいから野菜を植えて育ててみたい」
と思うように。母の知り合いのお子さんが、幼稚園でピーマンを植えたようで
「プランターでも育ってたよー」
と楽しそうに話しているのを聞いて、今年は何か挑戦しよう!となりました
初心者だから、簡単なものから挑戦するのがいいかもね
と、100均で2袋100円で売っていた種を購入。
初心者だから、最初からうまくはいかないだろうと、失敗してもそんなにショックを受けないよう安い種からまずは挑戦。
購入したのは簡単そうな二十日大根と青じそ
ちょうど母の日が近かったので、プランターや土などの必要な道具はプレゼント
種以外にも、ミニトマトとオクラの苗を母が購入してきました
今回は、その中から見事に初収穫を迎えた二十日大根の成長の様子をご紹介
種まき
種まきは、知らないうちに母がしていたので記録を撮っていないのですが
「ちゃんと芽が出てくるかわからないから」
という理由で適当にまいてしまいましたそう
えーーー(汗)
本当は、プランターに筋まき
(プランターに一列筋のように土を掘り、そこに種をまく方法)
がおすすめらしいのですが、母はバラバラと本当に適当にまいてました
発芽したよ
適当にまいたわりには、意外と強いのか
初心者でも簡単と言うだけあって、数日で芽が出始めました
出てくる芽を見ながら、あー本当に適当にまいたんだな、と改めて実感。
所狭しと、密集して芽が出てきたので、早めの間引きをすることに。
まだまだ小さな芽を間引いたので、抜いた芽の方も捨てずに大きなプランターに少し広めの間隔を空けて植え替えてみました
普通は、間引いた方の芽は処分してしまうものなのらしいのですが、貧乏性の二人。
このまま育ってくれたらいいけれど…
双葉から本葉へ
間引きしてから1週間。
間引きした元の鉢の方も、間引いた芽を植えたプランターも両方とも順調に育ち始めてます
さらに1週間後には、双葉の間に小さな本葉が出はじめたのが目視できました
なんか、生命力強いな〜
本葉が大きくなってきた
本葉が出始めてから1週間
葉がすくすくと大きくなってきた
間引いた芽で後から植えたプランターの方が、栄養がちゃんと行き渡っているようで
葉っぱの枚数も増え、大きさもそれらしく大根っぽい葉になっています。
追肥する時期のようなので、固形肥料を土に与えてみたのもこの頃。
もうすぐ実が見えてくるのかな?
本葉5・6枚で根元に実が見え始める
10日くらい経った頃、葉が大きくなり根元にうっすら実が見え始める
収穫まであと少し?
実(根元)が2〜3センチくらい見えたら収穫時期と書いてあったので、あと一息
1週間おきに見る野菜達が順調に育っているのが楽しくて、嬉しくて
実家にいる間は何度も何度も観察。写真もたくさん撮ってしまうので、母には笑われます
葉っぱが虫食いに!
あと少しで収穫、という頃
大きくなった葉っぱに穴が。これ、虫食いなのかな?
これはヒドイ
注意深く観察しても、葉についた虫は見当たりません。
虫達も、美味しくなった葉を見分けるように、知らないうちに上手に食べている様子
せっかく育ってきた葉を虫に食べられては悔しいので
手作りの虫除けと、市販の虫除けを施します
犯人は青虫
雨上がりのある日、大きく穴のあいた大根の葉をよーく観察すると…
ついに見つけました!
犯人の青虫!!
葉っぱと同じ色で、葉の筋みたいに見えるのでわかりにくかったけど、間違いなく青虫
虫が苦手な私にはどうすることも出来ないので
「お母さん、青虫がいる!」
と、急いで母を呼んで補殺してもらいました
小さい頃、おばあちゃんが畑で作っていたキャベツについていた青虫は、かわいらしく思えたのに、大人になるにつれ虫は苦手になりました。
見るのも苦手、触るなんて絶対にムリ
天気が悪化
梅雨なので、仕方がないことですが、収穫まであとわずかとなった数日間
台風のような暴風雨。
野菜、大丈夫かな?と心配になりました
プランター栽培では、日光と水やりがポイント。水のやりすぎは良くない、と書かれていることが多いので、
軒下の、あまり雨の当たらない場所で何とか雨をやり過ごしました
いよいよ待望の初収穫♪
無事に嵐をやり過ごし、雨上がりにプランターを観察すると、土の中から赤い実が見えていました
直径2センチくらいが収穫時期、と書かれていたので試しにそっと抜いてみると
やったー
初収穫です。
ちょっと小ぶりかな?もう2、3日おいても良かったかな?
でもちゃんと実(根)が成っていたことが何より嬉しかったです。
翌日にはもう一つ。
こんなに小さくても、ちゃんと大根の苦味と辛みがあり、みずみずしくて美味しい大根でした
残りの収穫がますます楽しみです。
感想*育てるのって楽しい
若い時は植物を育てることには全然興味がなかった私。
職場の人事異動で、花を扱う部署にいた時も、花の名前すら知らずに苦労した人。
子どものころに教わった、アサガオ、ヒマワリくらいはわかっても、それ以外となると???
いただいてきた花の苗も、自分で育てる自信がなくて実家の母に譲り、草取りは草と花の芽の区別も出来ないありさまでした
そんな私も今では
スギとヒノキ、椿とサツキetc...
マリーゴルドやサルビア、パンジー、ムスカリ、スノードロップetc...
あの頃苦労したおかげで、一般常識くらいにはわかるようになりました。
そして、この野菜栽培。
タネから発芽して双葉や本葉が大きくなっていく様子
一日中見ていても飽きないんじゃないかと思うくらい、植物が育っていく様子を観察するのは楽しかったです。
自分の育てた野菜を口にするのはなんだかすごく新鮮で、命をいただくことに感謝。
同じ時期に植えたミニトマトも、たくさんの実がつき、色付くのを待ちわびる今日この頃
大切に、そして楽しんで育てたいと思います。