先日届いた今年の住民税の納税通知書
昨年までは、給与天引きだったのでそれほど気にすることのなかった住民税
体調を崩して休職している今は自分で納めなければなりません
わかっていても、いざ手元に届いてみるとやっぱり高いな、と感じてしまう
退職されて、今収入のない方
収入がないのに払わないといけないの?
って思いませんでした?
パートに出ている主婦の方は
扶養の範囲内で働いているのに税金がかかるの?
と思った方もいるのではないでしょうか。
今日はそんな【住民税】の仕組みと、もしかしたらちょっとお得かもしれない住民税の納付方法についてのお話です。
住民税ってどんな税金?どんな人に掛かる?
住民税とは
所得税や消費税などの国へ納める国税に対し、住民税は各市町村へ納める地方税の一種です。
前年の所得に応じてその年の1月1日現在に住民登録していた市町村で課税され、サラリーマンなど会社にお勤めしている方は、通常毎月の給与から天引きされています。
パートやアルバイトなど、短期間の勤務や自営業の方、会社を退職、休職して給与からの天引きができない方などは、役所から届く納税通知書で自分で納付(現金払いや口座振替)が必要です。
税率は?
住民税の税額は、定額でかかる均等割と課税所得に税率を掛けて算出される所得割によって金額が決まります。
所得税は所得が多くなるほど税率が高くなる累進課税。
一方、住民税の税率は所得にかかわらず一律10%です
今収入がなくても払わなければいけないの?
年末や年度末
定年や自己都合により退職された方にとって
数ヶ月してからくる税金て、負担が大きいですよね。
あれ?退職する時に全部払ったはず
なんて思う方もいらっしゃるのでは?
先にも説明しましたが
住民税は前年の所得に応じてかかるもの
昨年お仕事をしていた、または、前年に何かしらの収入があった場合
その所得に応じて計算されるのが今年の住民税です
住民税は、その年の6月から翌年5月を1年度として、年税額が決定されます
会社員など、給料から引かれている場合は、6月の給料から新しい年の住民税が引かれることになります。
ご自身で支払う方の場合、年税額を4期(4回)で納めます
(※均等割額だけの場合は1期のみ)
何歳から支払うの?何歳まで支払うの?
住民税は、何歳から何歳まで、という年齢に応じた税金ではありません。
あくまでも、その人の前年の収入(所得)によります。
なので、例えば未成年の高校生や大学生でも一生懸命アルバイトして、一定以上の所得が発生してしまうと税金がかかってしまいます
また、退職後、一定以上の額の年金をもらうようになった方にも支払いの義務が発生します
住民税の支払い方法
住民税の支払い方法は?
住民税の支払い方法は、口座振替又は現金納付。最近ではコンビニ払いができる市町村も増えました
また、東京都など都市部の一部市町村ではクレジットカードに対応しているところもあります。
このうち、コンビニでの税金納付の際
ちょっとした工夫によって、クレジットカードのポイントを貯められる
裏技的な納付方法があることをご存知ですか?
意外と高い住民税
どうせ支払わなければならないのなら、少しでもお得な何かがあったら嬉しいですよね?
クレジット払いなら、クレジットカードのポイントがたまるのでしょうけれど
クレジット払いが出来る市町村はまだまだ限られています。
また、手数料がかかるので税額より多く支払わなければならないデメリットも生じます
いろいろ調べてみると
コンビニによっては電子マネーでの支払いで
ちょっとお得な支払い方法があることがわかりました。
電子マネーによるお得な支払い
電子マネーによる税金の支払いが可能なのは、2018年6月現在
- セブンイレブンでのnanaco
- ミニストップでのWAON
の2種類です。
現金によるコンビニ納付はポイントがつきません。
普通に電子マネーで支払いしても、電子マネーのポイントはつきません。
では一体何がお得か?
それは
クレジットカードによる電子マネーのチャージ
一旦、クレジットカードで電子マネーのチャージをし、その後チャージした電子マネーで税金の支払いをします。
こうすることで、クレジットカードにポイントがつくんです。
詳しい方法は、こちらの記事が役立ちました
固定資産税・住民税などの税金や公共料金の支払いは「nanaco×クレジットカード」利用がお得 | ママスタセレクト
電子マネーへのチャージでポイントがつくカード
電子マネーへのチャージ、残念ながらどのクレジットカードでもポイントがつくわけではないようです
特にここ数年は、今までポイントがついていたカードでもポイントがつかなくなったり
ひと月にチャージ出来る金額の上限が決まっていたり。
カードによって、還元率にも違いがあるので注意が必要。
チャージでポイントがつくカードについては、こちらで詳しく説明されています。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたか?
今年定年を迎える方、今年からお勤めを始める方
来年の今ごろ、住民税の支払い通知がくるかも知れないので、その分を手元に残しておくようにしましょう
クレジットカードのポイントも、節約生活には意外と役に立ちますよ
↓ ↓ ↓